自尊心の崩壊を食い止める。無痛分娩の『不潔感』という静かな絶望から私を救ったアイテム#出産体験記

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計画無痛分娩の入院(続き)

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こんにちは!「Own Time Lab」ライフハック研究家のななせです。

前回の記事「どうして私だけ?」隣の産声に泣いた夜。1週間の孤独な長期入院で、陣痛バッグに準備して良かったアイテム#出産体験記』でお話しした通り、私の出産は1週間にも及ぶ長期戦でした。

しかし、分娩室で私を最も追い詰めたのは陣痛の痛みだけではありませんでした。それは、「自分の体がどんどん汚れていく」という深刻な不快感です。

今日は、無痛分娩の麻酔管に繋がれた私が、いかにして「不潔による自尊心の崩壊」を食い止め、最後まで戦い抜いたか、その生存記録を綴ります。

献身的なケアが刃のように刺さる

2日目に麻酔管を背中に通してから、シャワーが厳禁になりました。

病院がしっかりと管理してくれているのは分かっていながらも、針が体に刺さっているだけで怖いと感じた私は、なるべく身体を動かしたくないと、石のように体を固めて過ごしました。

次第に、髪は油分で束になり、頭皮には重たい不快感が居座り始めます。

そんな私を、助産師さんたちは本当に献身的に支えてくれました。「体を起こすよ」と抱きかかえてくれる。その優しさに触れるたび、私は感謝よりも先に、反射的に身構えていました。

自分を「クサい」と感じながら受けるケアは、自尊心を削り取っていきます。この精神的な「負い目」は、お産に向き合うべき大切なエネルギーを、静かに、確実に奪っていきました。

「温かいお絞り」の限界

病院が提供してくれる「温かいお絞り」。 それは一見救いに見えますが、落とし穴でもあります。水分で髪が濡れることで、かえってベタつきが強調されてしまいます。何より頭皮のニオイに関しては太刀打ちできません。

絶望の淵で夫に買いに走ってもらったのは、この2つのドライシャンプーです。

私を救ったドライシャンプーはこちら

※これがないと、助産師さんの顔をまともに見られなかったかもしれません。

メリットDAY+ ドライシャンプーシート 12枚入


ダイアン パーフェクトビューティー ドライシャンプー


ドライシャンプーの使いこなし

ベッドの上で1ミリも動きたくない状態でも、この手順だけは守り抜きました。これによって、あれほど気になっていた頭皮の不快な匂いが、かなり改善されて感動しました。

Step1:シートで根元をしっかり拭く 「メリット」のシートを1枚取り、頭頂部の地肌をマッサージした後、髪全体を手ぐしで拭きます。

Step2:スプレーで髪をふんわりさせる 「ダイアン」のスプレーを髪を小分けにして、根元に噴射します。シャンプーをするように指で揉み込みます。汚れが気になる場合は何度か繰り返すと、ペタついていた髪が次第にふんわりします。

リアルな代償(デメリット)

念のため、きれいごと抜きの真実も伝えます。

かゆみの限界: 何日も洗い流さない以上、多少のかゆみは出ます。それでも、あの時の絶望に比べれば、小さな代償でした。

質感の違和感: パサつきや制汗剤のような香りが残ります。

しかし、「助産師さんに身構えてしまう自分」から解放され、真っ直ぐに相手の顔を見て「ありがとう」と言えること。そのメリットは、小さな不快感を遥かに凌駕しました。

未来の自分を救う「お守り」になる

このドライシャンプーのセットは、今、わが家の震災用バッグに入っています。 あの時の「動けない、洗えない、でも自分を保ちたい」という極限状態は、災害時も同じだからです。

このセットを陣痛バッグに忍ばせることは、未来のあなたへの、最高に慈悲深いプレゼントになるはずです。

ぜひ入院準備リストの隅っこに、これら2つのドライシャンプーを追加しておいてください!

次は、『採血すら苦手な私が、絶叫の分娩室を経験して。いま「無痛分娩」について思うこと#出産体験記』に続く。

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